ボタン電池の誤飲事故がアメリカでも深刻化しているらしい

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2014年 6月19日

[リンク切れ] ボタン型電池 子ども誤飲し大けが相次ぐ NHKニュース
ボタン型電池 子ども誤飲し大けが相次ぐ NHKニュースはてなブックマーク - ボタン型電池 子ども誤飲し大けが相次ぐ NHKニュース
[PDF] 乳幼児(特に1歳以下)のボタン電池の誤飲に注意! -重症化することを知らない保護者が6割も!!-

昨年度(2013年度)消費者庁に報告された事故件数は過去最悪になっており、また、6月16-20日は、ボタン電池の安全性に関する国際啓発週間だそうです。
OECD International Awareness Week on Button Battery Safety
ツイッターのハッシュタグ #worldbatterysafety

こちらは昨年(2013年)のNHKのニュースで、死亡例も紹介されています。


ボタン電池の中でも、特にリチウム電池が危険なようです。
リチウム電池に関する警告 ― 日本小児外科学会

http://en.wikipedia.org/wiki/Lithium_battery#Ingestion_and_choking_hazard
ウィキペディア英語版には次のようにあります。事故の総数は増えていないにもかかわらず危険度は高まっているということのようです。
「In the past 20 years, although there has not been an increase in the total number of button cell batteries ingested in a year, researchers have noted a 6.7-fold increase in the risk that an ingestion would result in a moderate or major complication.」

Emerging Battery-Ingestion Hazard: Clinical Implications
ウィキペディアからのリンク先に詳しい資料がありました。グラフを見ると、軽症以外の事故が2006年に急増しているのがわかります。

事故が重症化の傾向にある理由ははっきりとはわかりませんが、リチウム電池という、ボタン電池の中でも危険なタイプが増えているのかもしれません。