2016-07-06

【再放送記念】TVドラマ『アオイホノオ』リンク集

2016-07-05

アクセス数激減

アクセス数が激減しました。

このブログのアクセス数は、去年の途中までは1日30ぐらいで、最近はおかげさまでなんとか100を越すようになっていました。
それがまた二桁に逆戻りです。

具体的には、次の記事へのアクセスがほぼゼロになっています。
キャンディ・キャンディ事件をふりかえる

2016年前半の、上記記事へのアクセス数の割合は約45パーセントです。
それがなくなったので、アクセス数が半分近くに減りました。

なんでそんなに割合が高かったのかと言うと、先日まで「キャンディ・キャンディ」でGoogle検索をするとトップの方の順位だったのです。
ところが、順位が下がるという程度ではなく、検索結果に現れなくなりました。理由は不明です。

検索トップになるほどの記事ではないので、順位は下がってもいいんですが、検索結果に表示ぐらいしてほしいんですけどね。

「歌詞　引用」で検索すると、以前どおり「歌詞の引用とJASRAC」が1位になるのでブログ全体がグーグル先生に嫌われているわけではないようです。

b8270.hateblo.jp

2016-06-24

早見利一『たまごのきゅうたろう』は全7話？

https://twitter.com/Ryou_I_01/status/745630034627432448
こちらのツイートで知った『たまごのきゅうたろう』について。
『オバケのQ太郎』の関連作品です。
マンガ史的にも興味深い作品ですが、とにかくカワイイ。

描いているのは、早見利一というマンガ家です。
マンガ家生没年早見表によれば1917年生まれ。手塚治虫より一回り上の世代です。

早見利一については、次のページに情報がありました。
黄昏タイムス　【Twilight Times】可憐な美少女保安官
 少女マンガ誌部会第2回研究会 - 日本マンガ学会

 https://twitter.com/claw2003/status/745821370659942400
こちらのツイートのリンクで知ったのが次のページ。
こーやこーやつれづれまんがたり　～もう一人の「きゅうたろう」～

第1話が『よいこ』の1965年1月号というのがわかったのですが、第2話以降のことがわからないのでもう少し調べます。

「オバケのＱ太郎」作品総覧（その3：幼児誌・その他...）
こちらのページに情報がありました。1965年01月号～1965年07月号が代筆：早見利一となっています。全7話のようです。

よいこ (小学館): 1965-02｜書誌詳細｜国立国会図書館サーチ
国会図書館のデータでは、2月号の掲載が確認できます。
この号のほかの著者には、森やすじ・せおたろう（瀬尾光世）というアニメ界の大物の名前が。

くだん書房：目録：マンガ：雑誌：小学館：学年誌
くだん書房という古本屋さんのページに3月号があって、「たまごのきゅうたろう」の掲載が確認できます。

よいこ (小学館): 1965-08｜書誌詳細｜国立国会図書館サーチ
8月号の国会図書館データには「おばけのQたろう / 藤子不二雄」があります。

オバケのQ太郎12巻｜藤子・Ｆ・不二雄大全集【第２期】｜小学館
 「藤子・F・不二雄大全集　オバケのQ太郎」第12巻　幼年向け作品を、カラー再現で大量収録！！ : 3階の者だ！！
著者が交代した8月号以降の掲載分は、藤子・Ｆ・不二雄大全集『オバケのQ太郎』の12巻に収録されています。

「小学○年生の漫画」の143
2ちゃんねるでは2002年に情報を求めている人がいました。

2016-06-24

「飛行機雲」の古い用例

言葉初出探し

次のツイートを見て「飛行機雲」の初出に興味がわいたので、少し調べてみました。
https://twitter.com/PanthertypeF/status/745234605620375553

"飛行機雲" - Google 検索
Googleブックスでの1901-1955年の検索結果。
「飛行機雲」でないものも混じってますし、発行年度も信頼できるかどうかはわかりません。

谷崎潤一郎の疎開日記（その一）
1944年11月24日の日記。発表されたのはたぶん1947年。
「程なく錦ヶ浦の上空に飛行機雲現れ頭上に爆音きこゆ」「後部より吐くガスが飛行機雲となりて中天に鮮やかなる尾を曳く」

水晶語り。: 内田百閒『東京焼盡』を読む。今は昭和何年くらいかな
1945年4月2日の日記。出版は1955年。
Ｂ２９一機快晴の空に四本の美しい飛行機雲を曳きて頭上を通り過ぎた。

原民喜壊滅の序曲
1949年。
「空に残る飛行機雲をみとれた」「Ｂ29も、飛行機雲も、この街に姿を現したのはこれがはじめてであった。――昨年来、東京で見なれていた正三には久し振りに見る飛行機雲であった。」

新村出『語源をさぐる（1）』
1951年。引用は旺文社文庫（1981年）72-73ページより。
「雲の語彙に「迷迦名彙」と名づけて、これを編纂したのが昭和十三年の秋のことである」「戦争の最中には、飛行機雲という名称が生れ、戦後には原子雲というようなおそろしい名前も生れ、これらもこの中に編入してある。」

2016-06-22

否定過去の助動詞「なんだ」のことはよく知らなんだ

言葉

はてな匿名ダイアリー「「知らなんだ，思わなんだ」って何だよ！何なんだよ！」のブックマークコメントが賑わっています。

anond.hatelabo.jp

わたしはブコメで青空文庫の検索結果を紹介しました。
知らなんだ OR 思わなんだ site:aozora.gr.jp - Google 検索

ほかのかたのブコメで知ったのは次のページです。
◆ことばの話605「知らなんだ」 - 道浦俊彦/とっておきの話
 室町以来の関西弁「~ナンダ」若者の間では死語　国語研
 なんだ［助動］の意味 - goo国語辞書

古い言葉なので、Googleの書籍検索だと歴史小説が結構引っかかります。
知らなんだ OR 思わなんだ - Google 検索

ブコメでDy66氏が書いているのと同じく、わたしも「知らなんだ」「思わなんだ」には驚きのニュアンスを感じます。くだけた書き言葉としては、現在でも結構使われているのではないでしょうか。たとえば「夢にも思わなんだ」などの形で。
それ以外の「行かなんだ」などは方言か古語という印象です。

ウィキペディアの「日本語の方言」には「「未然形＋なんだ」を用いるのは新潟県佐渡・富山県・長野県中信・南信[78]・山梨県中央部・静岡県大井川から近畿地方を含んで中国地方東部・四国地方（高知県除く）までである」とあります。出展として挙げられているのは、『講座方言学』の1巻と6巻です。

次のページには分布地図が載っています。
研究室から：日本語を地図にする | 国立国語研究所
ウィキペディアの「日本語の方言の比較表」でも「なんだ」を扱っています。

The Kyoto Shimbun 京ことば
 否定語の語法（文法）
飛騨方言における助動詞・なんだ
 静岡などのことばから

次の二つは、「なんだ」の成立と「なかった」への交替に関する論文です。
否定過去の助動詞「なんだ」に関する一考察
 「なかった」新考

2016-06-20

自閉症者の鉄道への関心と海外での言及・取り組み

ブックマークコメントに結構反応があったので、いくつかリンクを追加して紹介します。

鉄道オタクと発達障害 - Togetterまとめ

自閉症者の鉄道趣味に関しては、海外では悪口とかじゃないマジメな言及も多いようです。https://www.autismspeaks.org/blog/2014/09/12/what-it-about-autism-and-trains　http://www.autismkey.com/trains-and-autism/
2016/06/19 00:37

b.hatena.ne.jp

ブクマコメントで紹介したページは最初の二つです。

What Is It About Autism and Trains?! | Blog | Autism Speaks

Trains and Autism | Autism Key

Fundraise with Thomas & Friends - NAS
英国自閉症協会と「きかんしゃトーマス」の協力。

Making connections: parents give Thomas & Friends the thumbs up for children with autism - NAS
英国自閉症協会による、自閉症児の「きかんしゃトーマス」に対する興味の調査。

Children With Autism, Connecting via Bus and Train - The New York Times
海原純子のHarvard Diary ≫ 自閉症児と世界をつなげる、『地下鉄探偵』スクール
ニューヨーク交通博物館などの取り組み。

Talk:Railfan - Wikipedia, the free encyclopedia
ウィキペディア英語版のRailfanの項では、自閉症との関連を記載するかどうかでかなりもめています。

'Obsessions' in children with autism or Asperger Syndrome: a content analysis in terms of core domains of cognition
ウィキペディア英語版のRailfanの項で以前紹介されていた論文（PDF）。