エリオット・ロジャーに関するリンクとメモ【2】 エリオットの家はセレブで裕福だったのか?


エリオット・ロジャーの家はセレブで裕福というような言及が多くなされました。
裕福さの具体例としては、飛行機のファーストクラスやケイティ・ペリーのプライベート・コンサートを自慢している件などが挙げられています。
しかし、実際にはセレブで裕福というわけではなかったようです(エリオットの両親は映画業界でも仕事をしているので、周囲にはセレブがたくさんいます)。


英語記事では、CNNの次の記事の内容がまとまっています。
Elliot Rodger's family struggled with money, court documents show - CNN.com


以下、関連部分をエリオットの「マニフェスト」から紹介します。カギカッコでくくった部分はマニフェストの訳です。

Peter is of British descent, hailing from the prestigious Rodger family; a family that was once part of the wealthy upper classes before they lost all of their fortune during the Great Depression. My father's father, George Rodger, was a renowned photojournalist who had taken very famous photographs during the Second World War, though he failed to reacquire the family's lost fortune.

「ロジャー家は大恐慌で財産を失うまでは、裕福な上流階級だった。祖父ジョージ・ロジャーは、第二次大戦中に撮った写真で知られる有名なフォトジャーナリストだったが、ロジャー家が失った財産を取り戻すことはできなかった。」

Father suffered through a deep financial setback because of his movie. Could things get any worse for me? As a result, my father abruptly cut off all of the child-support payments he was paying my mother.

「父は制作した映画が原因で財政的に挫折した。」「 その結果、父は、母への養育費の支払いを突然中止した。」

※ エリオットの父、ピーター・ロジャー氏は、ドキュメンタリー映画『Oh My God』を自主制作しています。
※ 両親は、エリオットが子供のころに離婚しています。

The invitation to the private Katy Perry concert was actually meant for Rob Lemelson, as the concert was held for extremely wealthy people who were clients of Net Jets, a private jet company. Rob had no interest in such things, so he gave the tickets to my mother. I was eager to go, because I loved attending exclusive events; it made me feel special. For most of the time spent at the concert, I just walked around at ate food at the buffet tables while everyone waited for Katy Perry to perform. There was upbeat music playing the entire time, and a lot of wealthy families with their kids attended. Every family there must have had a net worth of at least twenty million, to be able to hire private jets. I tried to pretend as if I was part of a wealthy family. I should be. That was the life I was meant to live. / WOULD BE! If only my damnable mother had married into wealth instead of being selfish. If only my failure of a father had made better decisions with his directing career instead wasting his money on that stupid documentary.

「ケイティ・ペリーのプライベート・コンサートへの招待は、実際はロブ・レメルソンへのものだった」「ロブはそういうものには興味が無かったので、チケットを母にくれた。」「わたしは裕福な家の人間であるかのように見せかけようと努力した。」

ロブ・レメルソン氏は、著名な発明家ジェローム・H・レメルソン氏の息子です。
Jerome H. Lemelson - Wikipedia
友達の家がレメルソン家と親しくしていた縁で、エリオットたちにもレメルソン家との付き合いが生じ、エリオットの母はロブ・レメルソン氏の会社で働くことになりました。

A few days before Christmas, I took off with my mother and sister for another vacation in England. She had called me a month previously to tell me about it. At first, I didn't want to go, knowing that I will feel miserable about going on a vacation without a girlfriend to experience it with me, along with the shame of having to once again appear to my relatives in a fashion that I was unsatisfied with. A year had passed since the last trip, and I was in exactly the same position in life. I had nothing for my grandmothers to be proud of. No girlfriend, no future prospects, no life at all to talk about.

The one thing that persuaded me to go was the fact that my mother planned to have us travel on Virgin Atlantic Upper Class, the highest form of travel the airline offers. I hadn't traveled First Class for a long time, and I just couldn't refuse such an offer. I have always had a penchant for luxury, opulence, and prestige; and traveling on Virgin Atlantic Upper Class would give me that experience, if only for a short time. After all of the anguish I had been through, I figured I needed a sense of respite by going on this luxurious vacation. For just this one brief period of my life, since I speculated that my life could very well be ending soon, I decided to try my best to forget about everything and indulge myself in every way I could on this trip to England.

母から旅行に誘われたエリオットは、最初は行きたくなかったのに、長い間乗っていなかったファースト・クラスに乗れると聞いて、とたんに乗り気になっています。


チャイナドレス騒動の混沌


先日、このニュースが話題になっていました。
プロムにチャイナドレスを着た米高校生 「中国文化を軽視か」と物議醸す|BIGLOBEニュース

この件は、文化の盗用に関する論争から、別件での炎上騒ぎに至っています。
ブックマークコメントで少し書いたのですが、こちらでも書いておきます。

英語記事では、この『BuzzFeed』の記事などが参考になりました。
This Teen Wore A Traditional Chinese Dress To Prom And Caused A Huge Controversy

 * * * * *

高校生のキザイア・ダウム(Keziah Daum)さんは、プロムでチャイナドレスを着て、写真をツイッターに上げました。

それに対し、ある中国系アメリカ人の大学生が、ダウムさんを批判する引用ツイートをしました(このツイートは4万件以上のリツイートと17万件以上のいいねを得ています)。ここから論争が広がっていくことになります。

論争が続く中、件の中国系大学生が、Nワードを使った黒人差別の過去ツイートを掘り出され炎上します(この件に関しては、すぐに謝罪が行われています)。

炎上でたがが外れたのか、件の中国系大学生に対し、中国人差別表現のある多くのツイートが投げかけられることになりました。
人種差別ツイートで炎上した人を叩いているのが人種差別ツイートという、混沌とした状況です。

 * * * * *

The 'Qipao Girl' and a Friend Once Said 'Asians Suck' on Twitter, But Context is Everything

ダウムさんの側も過去の動画を掘り出されて批判されているんですが、これはちょっとかわいそうです。
発言しているのは本人ではなく友達で、内容もインターネット・ミームの真似です。
ただし、ネットミームだと知らない人から見たら、「Not to be racist or anything, but Asian people suck!(人種差別とかはよくないことだけど、アジア人は最低!)」という発言には問題がありますし、ミームの真似だとわかっていても問題であるという批判もあります。公開には注意を要するタイプのネタです。

 * * * * *

『BuzzFeed』の記事には、「far-right internet personality(インターネット極右)」の人が、ダウムさん擁護のツイートをしていることが紹介されています。
どういう人なのか興味がわいたので調べてみたら、中国系なのに白人至上主義者で、「hitler is my fucking idol」という書き込みを掘り出されたことがあって、「Little Hitler」と呼ばれているという説明がありました。
さらに、180度の転向をして、「Turbo Feminist」を自称するSJW(ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー)になったとも書かれています。
いったい何者なんだ…

小学校体育での肌着禁止の件について調べてみました


【6月5日更新】


はてなブックマークで1件だけ関連ページを紹介したんですが、ほかのページも紹介します。

小5女子に体操着の下の肌着・ブラ禁止 汗で風邪引くと禁じる小学校の校則が物議「性的虐待では」記事に、呆れた感想のツイート多数 - Togetter
このTogetterが話題になっているんですが、本当にそんな校則が実在するんだろうかという意見も多いので調べてみました。

小5女子に体操着の下の肌着・ブラ禁止 汗で風邪引くと禁じる小学校の校則が物議「性的虐待では」|BIGLOBEニュース
Togetterの元になっている記事はこちらです。
5月15日の元ツイートは、すでにアカウントごと消えています。
記事の最後に経験談として紹介されているのは、5月12日の次のツイートから続いている一連のもののひとつです。
https://twitter.com/MikaNag/status/995308577215528961

「元ツイではブラ禁止とは言ってない」という意見が出ていますが、最初のツイートからつながるツリーの中で、元ツイートの人が、「せめてブラかカップ付きの肌着は許可して欲しいです」と書いています。

こちらのツイートで知ったのですが、カンコー学生服による調査がありました。
【Vol.135】「小学体育着の着用状況」|カンコーホームルーム|メディア|カンコー学生服
東京都・神奈川県の小学生の子どもがいる母親への調査によると、下着の着用が「認められていない」のが、低学年では19.9%、高学年でも8.9%です。

新聞記事としては次のものがあります。「半袖の下に肌着を身につけるのもだめ」なことが紹介されています。
[有料記事] 小学校:体操着 なぜ真冬に半袖短パンなのか - 毎日新聞

【追記】6月1日に、朝日新聞でも取り上げられました。
[有料会員限定記事] 体操服の下に肌着禁止、小学校のルール変? 心配な親も:朝日新聞デジタル


比較的古めのページをいくつか紹介します。

2007年 小学校高学年のお子さんをもつ方に質問します!娘は5年生なのですが... - Yahoo!知恵袋
2008年 体育のときの下着。 - 小4の娘が体育のとき、担任の先生に「下着を... - Yahoo!知恵袋
2010年 Re:体育着の下は? |子育て119ドットコム

非公式リツイートによれば、2011年に春名風花さんが、「今年から」禁止になった件をツイートしているようです。


【追記】

上でも少し書きましたが、この件では5月に、似た内容の2つのツイートが話題になりました。
BIGLOBEニュース記事でメインとして扱われ、反応がTogetterにまとめられたのは、15日のほうのツイートです。

5月12日 子供は4年生 ブラは禁止されていない
BIGLOBEニュース記事で最後に書かれている「経験談」
6月1日朝日新聞記事の取材先
https://twitter.com/MikaNag/status/1002436314841563136

5月15日 子供は5年生 ブラ禁止
BIGLOBEニュース記事でメインの扱い
すでにアカウントごと消えています

15日のツイートがアカウントごと消えてしまったため、BIGLOBEニュース記事でメインとして扱われているツイートを、12日のツイートのことだと思っている人がいるようです。
「元ツイではブラ禁止とは言ってない」という意見が出ているのは、このためだと思われます。

 * * * * *

12日のツイートのミカナグさんが、カンコー学生服による調査の紹介のほかに、1990年の『3年の体育』に「シャツを脱いで素肌に着る」と記載があることも紹介していました。
https://twitter.com/MikaNag/status/997257443267698688
3年の体育 - Google ブックス

先日のインドのレイプ殺人事件とパンチャーヤトのことなど


先週、このような報道がありました。
16歳少女、レイプされた翌日に火を付けられ殺害される インド 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

詳しいことがわからないので、英語記事を探して読んでみたら、余計に事情がわからなくなりました。

'Lover' murder after panchayat insult - Telegraph India
「the girl and boy admitted to be in love」
こちらの記事には、主犯と被害者が恋人だったとあります。

Jharkhand: Humiliated by panchayat’s fine, rape accused sets minor victim on fire; 15 arrested | The Indian Express
「the accused and the victim accepted that they liked each other」
こちらの記事にも、二人が親しかったことが書かれています。

AFP記事へのブックマークコメントには、事件にカーストが関わっているのではないかという意見がいくつか見られます。
『Telegraph India』の記事には、主犯と被害者の双方がダリット(カースト外の不可触民)で、主犯は「also a Dalit but perceived to be socially higher」とあります。

 * * * * *

犯罪報道において、容疑者や被害者のカーストに言及することが、どの程度許容されているのかはわかりません。
ただ、インドの犯罪において、カースト、少数部族、宗教(ヒンドゥー対イスラム)などの問題に触れないと構造がわからない場合が多いのは確かです。

次のアムネスティの記事(2015年の事件)では、本人の同意を得たうえのことだろうと思いますが、被害者がダリットであることが書かれています。
反差別という立場から、事件の構造を明確にする必要があるのだと思われます。
インドの村の長老会 男たちに姉妹の強かんを命令 : アムネスティ日本 AMNESTY

|インド|ダリットの声なき声を主流メディアに持ち込む闘い - INPS International Press Syndicate - JAPAN

 * * * * *

AFP記事の「村議会」というのは、パンチャーヤトと呼ばれているものです。

わたしがパンチャーヤトのことを知ったのは、4年前の次の事件です。
恋人と密会した女性に「集団レイプの刑」、インド村議会 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
集団レイプの刑を命じたインドの村、自治組織「パンチャヤット」とは 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

パンチャーヤトには種類の違いがあるようです。
次のページでは、「同じくパンチャーヤトの名で知られているインド農村部での正式な地方自治・行政機構と非合法な(慣習的な)パンチャーヤト」のうち、前者について解説されています。
地方住民の政治参加を促すパンチャーヤト制度――インドの「進んだ」地方自治・行政組織 / 森日出樹 / 文化人類学 | SYNODOS -シノドス-

パンチャーヤトには、保守との関わりもあれば、左翼との関わりもあります。
保守から見たパンチャーヤットの価値は伝統で、左翼から見た価値は草の根自治ということのようです。

ただし、パンチャーヤトの伝統には、作られた伝統という面もあるようです。
ガンディー思想における中世インド的な要素
この論文では、その点について、次のように書かれています。
「イギリスが破壊したと見なしたインド古来の村落自治組織であるパンチャーヤトの再建を通して、村落を建て直そうとした」
「つまり、歴史的には、ガンディーが思い描いていたようなパンチャーヤトは、実際に、近代以前、 即ち中世に存在していたかは疑わしいのであるが」

 * * * * *

日本で報道される海外の事件は、情報が少なく事情がよくわからないことがあります。
事情を調べてみた例を、以前書いた記事から二件紹介します。

レイプ訴訟なのに「結婚の約束を得たために数回、性交渉を持った」とあって事情がよくわからなかったので、調べてみました。

近所の少年が死亡したことを魔術で殺したと疑われ、女性が火あぶりになったという事件です。
報道では、死亡した少年と火あぶりの被害者が親子だと誤訳されています。
また、魔術で殺したという自白が拷問中になされたという重要な点にも触れていません。

「魔術使った」と女性を火あぶり処刑、パプアニューギニア 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

20歳女性「火あぶり処刑」で男女2人を逮捕、パプアニューギニア 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
続報では、「6歳の息子を魔術で殺害した疑いをかけられた」から「6歳の少年を魔術を使って殺したとの疑いをかけられた」に変わっているので、誤訳には気付いたみたいなんですが、元記事はそのままになっています。

【パプア】魔術を使ったとして、20歳女性が火あぶりの刑で公開処刑・・丸裸で縛られ、生きながら火をつけられる
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のスレッドでは、誤訳に基づいた被害者叩きをする人もいました。まさに魔女狩りです。
一方、ちゃんと英語記事を確認する人もいて、スレッド終盤の933で誤訳が指摘されています。

エリオット・ロジャーに関するリンクとメモ【1】


先週、カナダで次のような事件が起こりました。
容疑者 女性に好かれないと怒りのメッセージ投稿(NHKニュース&スポーツ) - goo ニュース
はてなブックマーク - 容疑者 女性に好かれないと怒りのメッセージ投稿 | NHKニュース

エリオット・ロジャーみたいな犯人だなと思ったら、記事中に、エリオットを称賛していたことが書かれていました(記事では名前までは出ていません)。

エリオット・ロジャーに関しては、4年前にかなり調べたものの記事を書きそびれていたので、この機会に、数回に分けて情報をまとめておきたいと思います。


「僕は完璧なのに」、「女はみな殺してやる」……米連続殺傷事件、「非モテ」男の語り残したこととは - NAVER まとめ
日本語ページのなかでは、nofrills氏によるこのまとめが充実しています。

nofrills氏は、今回の事件でもまとめを作っています。
カナダ、トロントで車が暴走、10人死亡。容疑者はエリオット・ロジャーを賞賛(2018年4月23日) - NAVER まとめ

当時は無料だった『ウォール・ストリート・ジャーナル日本版』の翻訳記事は、現在では有料(会員制)になっていました。
米加州銃乱射事件の容疑者、ネットに犯行予告 - WSJ
孤立していた容疑者を献身的に見守っていた母親―米銃乱射事件 - WSJ

【閲覧注意】カリフォルニア銃乱射事件の犯行予告動画 - NAVER まとめ
YouTubeに上げられた犯行予告動画「Elliot Rodger's Retribution」の書き起こしと日本語訳。動画自体は削除されています(ほかの場所にはありますが、閲覧は自己責任で)。

【僕は美しい】エリオット・ロジャーのガイドライン
「マニフェスト」として知られるエリオットの手記『My Twisted World: The Story of Elliot Rodger』の部分訳。

原文はこちらなどにあります。
My Twisted World : Elliot Rodger : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
nofrills氏は「でも、やたらと読まないほうがいいと思います。精神食われます。」と書いています。閲覧は自己責任で。
報道によって、ページ数が141ページだったり137ページだったりするのは、白紙部分を含めるかどうかの違いです。

2014 Isla Vista killings - Wikipedia, the free encyclopedia
英語ページのなかでは、ウィキペディア英語版が情報がまとまっていて読みやすいと思います。参考文献も多数挙げられています。
記事名に2014とあるのは、アイラビスタでは、2001年にも4人が殺される事件が起こっているからです。
ちなみに、アイラビスタは、スペイン語読みでイスラビスタと呼ばれることもあるようです。


雑誌・書籍に関してはあまりチェックしていないのですが、町山智浩氏が、『マリファナも銃もバカもOKの国』収録の「This is my war on women」(74-78ページ)と「Meninism」(79-83ページ)で、事件とその背景について書いています。


ヤオイパドルで尻たたき【2】


先週、ヤオイパドルがツイッターで話題になっていました。
ヤオイパドルというのは、YAOIなどと書かれたパドルで尻をたたくという、アメリカの謎オタク文化です。

おかげで4年前に書いた「ヤオイ・パドルで尻たたき」にも若干のアクセスがありました。
今回、もう少し調べたので、続きを書いてみます。

anime history - Where did Yaoi Paddles come from? - Anime & Manga Stack Exchange
deviantART: ADF-Fuensalida's Journal: The History of the Yaoi Paddle
http://lists.baka.org/pipermail/animecons/2006-December/008378.html

ヤオイパドルを最初に作ったのも商品化したのも男性でした。
上記リンク先には、次のような内容が書かれています。
最初に作られたヤオイパドルは、制作者から友人への、ジョーク的なプレゼントでした。
プレゼントを気に入った友人は大量生産することにしました。
(最初のヤオイパドルや最初の商品化の時点で尻たたきという用途が想定されていたのかどうかははっきりしません)
オリジナル制作者は、大量生産の決定に関して、最終的な同意が無かったと述べています。
残念ながら、ヤオイパドルによって、二人の友情にはひびが入ってしまったようです。

Yaoi/Yuri wooden paddle discussion - Cosplay.com
このスレッドでは、スレ主の質問に対し、興味深い証言がたくさん集まっています。質問内容は、最初に見たときの印象、叩かれたことはあるか、叩いてきたのは知っている人か、などです。

ヤオイパドルがOtakonで最初に発売された時に購入したという人が、肩に担いで歩き回っていると多くの人が叩いてくれと言ってきて驚いたと書いています。
アメリカ人にとっては、パドルがあったら尻たたくだろ常識的に考えて、という感じのようです。ヤオイパドルでの尻たたきは自然発生的に始まったのかもしれません。

Otakonでは、ヤオイパドルは登場後すぐに禁止が決まったようで、また、ほかの多くのコンベンションでも禁止されたようです。
しかし、ヤオイパドルがすぐに衰退に向かったわけではありません。
2005年にはアップグレード版が出ています。
この時、サイズが約150センチから約80センチに変わったようです。
また、「YAOI」のほかに、「YURI」や「SEME/UKE」が登場したのもこの頃のようです。

Yaoi-manga.com ~ Yaoi Store - Special Edition Yaoi-manga.com Paddle
当時の販売ページには、最高級のヤオイジュースだけに浸して作られていると書かれています。

b8270.hateblo.jp

ドッキリレイプAVへの川奈まり子氏の見解に関する補足


先月、2016年の次のTogetterが話題になっていました。
イエイ高嶋のレイプ - Togetter

高嶋氏が出演したあるレイプAVが設定ではなくガチだったということに、川奈まり子氏がなかなか気付かないという内容です(ガチで拉致された女優さんが病院送りになっているためレイプ自体は未遂と思われます)。

高嶋氏は撮影の内容をはっきりと書いているので、川奈氏がなかなか気付かなかったのは明らかにミスです。
とはいうものの、このTogetterだけでは情報が十分ではないので、補足情報をまとめておきます。


すでに消していますが、当時、わたしはTAMA6SI(玉蟲)氏に次のようにリプライしました。

@TAMA6SI はじめまして。リンク先を読んで興味を持ったので川奈まり子さんのツイートをたどってみました。やりとりを続けているうちに問題に気付かれたようですね。
https://twitter.com/MarikoKawana/status/728402531269771264
https://twitter.com/MarikoKawana/status/743708007943442433


リンクしているのは次のツイートで、二つ目はTogetter後のものです。


次のツイートもTogetterに収録されていません。
ツリーでつながっていないのでわかりにくいんですが、連ツイの後半だけが収録されています。



また、この件には川奈氏と高嶋氏のやりとりに先立つ前段があります。

2016年2月、高嶋氏と青木氏との間で、激しく対立するやりとりがありました。
青木氏のアカウントは凍結されているので、高嶋氏側のツイートをリンクしておきます。
lium_death from:takashimaehy - Twitter検索

※返信先としてAOKIiiIKOAとlium_deathという二つのユーザー名があります。Twitterのしくみはよく知らないんですが、ユーザー名を変更したということかもしれません。

この対立の後、2016年5月、青木氏が川奈氏に対し高嶋氏の件を問いかけます。
川奈氏側のツイートは次の通りです。
lium_death from:MarikoKawana - Twitter検索

青木氏のツイートは、一部だけのようですが、次のTogetterの最後の方に収録されています。
AV業界で働く人々はHRNのAV被害調査報告書をどう読んだのか を中心ツィートまとめ - Togetter

青木氏のアカウントは凍結されていて読めないので記憶に頼って書きますが、高嶋氏と青木氏のやりとりは、論点がわかりにくいぐだぐだの泥仕合になっていました。

川奈氏は、二人の対立については、
「お二人ともかなり興奮なさっていらしたご様子」
とコメントしています。


川奈氏が事実を把握するのに時間がかかったのにはいくつかの要因があると思いますが、2月のツイートも含め、青木氏の語り方がわかりにくかったのも原因の一つではないかと思います。

青木氏の語り方がわかりにくい例として、次のTogetterを紹介しておきます。
女性専用車両に乗り込むキモい男(juan1982carlos1)を見かけたら引きずり降りしてしまおう - Togetter

ここに収録されているツイートでは、青木氏は対立する相手に対し、
「なぜってあなたの行動が素晴らしいと思ったからぜひ将来の展望を聞き、できることなら力を貸したい思ったからですよ!」
という言い方をしています。