『あさイチ』のウナギ特集は、かなり頑張っていたような気がします

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先週の8月21日月曜日、NHK『あさイチ』で、ウナギ特集が組まれました。
特集の内容が気になって予約録画しておいたので、紹介してみたいと思います。

www1.nhk.or.jp


イノッチ「さあまずは、なぜか、今!、この特集です!」という言葉で特集がスタート。
有働さんは苦笑い的な笑顔で、「確かに」と合いの手を入れます。

「夏こそ食べたい!うなぎ」ということで、次のような内容が30分ほど続きます。

土用の丑の日を過ぎると値下げでお買い得だから食えー
スーパーのうなぎにひと工夫するとうまいから食えー
外国産うなぎでも大丈夫だから食えー
ビタミンB1が豊富だから食えー
意外と低カロリーだから食えー
うな丼に飽きても新レピシ紹介するから食えー

次に、「ここまで来た!養殖うなぎ」が5分ほど。
「ここまで来た!」といっても、完全養殖の話ではなく、養殖うなぎがおいしくなったという話です。

そして、やっと次のコーナーに移ります。
佐藤俊吉アナ「さあでは続いてガラッと雰囲気を変えますけれども」。
「これだけね食べてる日本人だからこそ知っておくべきということで」、ニホンウナギのう~ちゃん(声:野沢雅子さん)が、絶滅の危機を訴えます

9時からニュースで5分間中断する前に、有働さんが視聴者からのファックスを紹介します。
「ファックスでも「絶滅危惧種なのにこんなにテレビでやっていいんですか」とか、それから「スーパーでも安売りしてるしテレビでもやってるけどほんとに食べていなくなっちゃわないんでしょうか」っていう質問も来てるんですけど」。
うなづくさかなクンさんと、言われてはじめて気がついたという感じで、「あ!」と声を漏らす北斗晶さん。北斗さん不勉強だけどいい人っぽいな。
ところで、「さかなクンさん」って、ネット特有の呼び方だとばかり思ってたんですが、NHKでもさん付けするんですね。

ニュースをはさんで特集再開。
東京大学助教の黒木真理さんがう~ちゃんの質問に答えます。
「(うなぎが減った)一番の原因は、わたしたち人間が食べるためにうなぎをとりすぎてしまったことです。(中略)うなぎを増やす取り組みをしたり、あとは、漁業規制を強化していく必要があると思います。」
「う~ちゃん」という名前は、黒木さんとすがいひでかずさんの絵本『うなぎのうーちゃん だいぼうけん』から来ているのかもしれません。

うなぎのうーちゃん だいぼうけん (福音館の科学シリーズ)

うなぎのうーちゃん だいぼうけん (福音館の科学シリーズ)

 



絶滅危機の話と完全養殖の紹介などが20分ほどで、今回のウナギ特集は終了します。
ちなみに、さかなクンさんの発言「ハレの日とか特別な日に、いただきたいでギョざいますねえ」というのは、「日常的に食ってんじゃねーよボケ」にオブラートをかけまくった表現だと思われます。今回、ウナギ関係の本などを色々調べたのですが、「ウナギはハレの日に」というのは、ウナギ保護関連でよく使われる表現のようなのです。さかなクンさんは、当然そのことは知っているでしょう。

今回のウナギ特集は、前半がひどかったため、ツイッターでは悪評が目立ちましたが、細かく見ていくと、かなり頑張っていたような気がします。
なぜこのような構成になったのかはわかりませんが、上からの指示もしくは現場での意見対立がある中、ウナギの絶滅危機について真剣に考えているスタッフ・出演者が、出来る範囲内でなんとか情報をすべりこませたという感じでしょうか。

【追記】
9月3日にTBS系(製作はSBS(静岡放送))で、『なるほど!今うなぎが食べたくなるテレビ』が放送されたので、関連ページへリンクしておきます。

明日は午後4時からは、「なるほど!今うなぎが食べたくなるテレビ」放送です!!(・∀・)♥♥ | うっちーのとんじゃかないや

視聴室:なるほど!今うなぎが食べたくなるテレビ - 毎日新聞