ヨーロッパでは迷子紐には数百年の歴史があるらしい


※別サイトから移動しました

2013年 6月 6日

lessor.hatenablog.com


迷子紐が話題になっていたので、少し調べてみました。日本語でも英語でもいろんな名前で呼ばれてますが、とりあえずここでは迷子紐と呼んでおきます。
欧米ではかなり普及しているようで、検索するとショーン・レノンの迷子紐を持つジョン・レノンの写真なども見つかります。ただし、普及しているといっても、反対意見も根強くあるようです。
日本では、欧米に比べるとあまり普及していませんが、以前からかなり議論はされています。次のリンク先は、2ちゃんねるのスレッドとしては初期のものです。

迷子防止リュックについて(マジ) 2001年5月


英語ページを三件紹介します。
現在のものに直接つながっているのかどうかよくわかりませんが、迷子紐は数百年前から存在しているのだそうです。
Child harness - Wikipedia, the free encyclopedia
Leading strings - Wikipedia, the free encyclopedia
Of Hanging Sleeves and Leading Strings | The Regency Redingote


三番目のページには次のようなことが書いてあるようです。

  • 中世のhanging sleeves(垂れ下がった袖?)が、迷子紐として利用されるようになっていった
  • 18世紀には上流階級で使われることが多かった
  • 反対意見も古くからあり、ルソーも反対していた

迷子紐の描かれた絵画を紹介しておきます。17世紀中頃と18世紀はじめの作品です。


ピーテル・デ・ホーホ 『配膳室にいる女と子供』 1658年頃
ファイル:Pieter de Hooch 007.jpg - Wikipedia

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ルイ14世と家族 1710年頃
ファイル:Nicolas de Largillie`re 003.jpg - Wikipedia

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b8270.hateblo.jp

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