【追記あり】『日本アニメーション映画クラシックス』の64作品中、15作品が年内で公開中止とのこと

[広告]


【追記】3月12日に、調整中だった15作品が見れるようになっていました。



    *    *    *


日本アニメーション映画クラシックス
「日本アニメーション映画クラシックス」公開継続のお知らせ | 東京国立近代美術館

「2017年末までを目途に試験的に公開」されていた『日本アニメーション映画クラシックス』が公開継続されることになったのは、喜ばしいニュースです。ただし、残念ながら、64作品中「15作品については調整中のためご利用できなくなります」とのこと。

公開中止になるのは、山本早苗(9本)政岡憲三(2本)瀬尾光世(4本)の作品です。

山本早苗|作家紹介|日本アニメーション映画クラシックス
山本善次郎 - Wikipedia

政岡憲三|作家紹介|日本アニメーション映画クラシックス
政岡憲三 - Wikipedia

瀬尾光世|作家紹介|日本アニメーション映画クラシックス
瀬尾光世 - Wikipedia

15作品を全部を見るのは大変だという人は、とりあえず次の3作品を見るとよいかと思います。

難船ス物語第壱篇 猿ヶ嶋 1930年 原作 脚色:清水秀雄 漫画製作:政岡憲三

久しぶりに見たんですが、改めて見返すと、意外と暗い話です。
以下、ストーリーに言及するため文字色を白にします。
猿たちに育てられた少年が、尻尾がないことでからかわれ、暴力的な反撃をします。
セリフ字幕が少なく、動きで表現される部分が多いので、双方がどの程度悪質なのかはっきりわからない部分もあるんですが、主人公の椰子の実攻撃は相手が死にかねないレベルだし無差別攻撃だし、ちょっとひどいんじゃないかなあ。
でも、確かに猿のからかいはひどい。椰子の木から落ちた主人公の歩き方をマネする部分はかなり陰湿。
しかし、さらに遡ると、主人公のせいで猿の頭にコブができたのにヘラヘラしてるしなあ。

あひる陸戰隊 1940年 作画:瀬尾光世

以前見たときの印象は尻。久しぶりに見た今回の印象も尻。
冒頭、古いアニメにはよくある横スクロール演出から、ワンカットでカメラがグッと動き、ぷりっぷりのお尻をアオリでとらえます。
あと、歩き埃が部屋の中でも描かれているのが意外。でも、漫符と考えると不自然でもないのかな。

なまけぎつね 1941年 作画:山本早苗

和風の炎描写や変身空中戦など作画に力が入ってます。アリとキリギリス的な話なんですが、とにかく狐がクズ。怠け者などというレベルではありません。